『ウルトラリップスI(ai)』第1週・土日公演、無事終了しましたー!いやー、何度舞台に立っていても最初はド緊張しますね。
けれでも大きなアクシデントなく序盤戦をクリアーすることができてまずはひと安心。
そしてここにきての日記更新。
こうなる前に日々日記を書いておきなさいよ。学習しないヤマダです。
さて、今回の『ウルトラリップスI(ai)』、様々なキャラクターが登場しています。
演じるキャスト陣も、新しい顔ぶれが揃いました!
前回の『ウルトラリップスV』では、キャスト陣をサラブレッドに例えて評してみたのですが、
今回も新しいキャストをサラブレッドに例えてみちゃいます!
(完全な自己満足コーナーですね!分かってくれるのは小林へろさんだけかも知れません)
さて、まずは舞台屋・織田組さんより客演の『神田笑美子さん』。
おしとやかな女性から新撰組の隊士まで。元気一杯のキャラから華麗な舞を披露したりと、幅広い役柄をこなします。
年代もハンニャメンバーからはかなり年下。七浦千里を演じる神保さん(じんちゃん)とほぼ同世代。
そんな彼女をサラブレッドに例えるなら、この1頭。
『ウォッカ』でしょう。
ウォッカ・日本ダービー本来なら牡馬(オス馬)のみが出走するダービー。そのダービーを64年ぶりに制した牝馬(メス馬)です。
じんちゃんで例えた【ダイワスカーレット】と同世代で、ダイワスカーレットとの対戦成績は2勝3敗とほぼ互角。
安定性ではダイワスカーレットでしたが、強さの最大値としてはウォッカが上と評する人も数多いです。
(事実、GTレース7勝・生涯獲得賞金約13億3000万の生涯成績はダイワスカーレットを凌駕しています)
女子でありつつも芯に秘めた力強さでは誰にも負けなかった火の玉根性娘。それでいて走る姿は美しい。
神田さんのイメージから、真っ先に浮かんだ馬でした。
ちなみにウォッカとダイワスカーレットが大接戦を繰り広げたレース。
ダイワスカーレットvsウォッカ・天皇賞(秋)
続きましてもう一人、warpさんより客演の『佐藤正従さん』。まさとさん。
3年前に上演した【ゴールデンハンモック】以来の客演です。
個人的には、劇団わるだくみ時代から客演としてお世話になっていました。
実は仕事関係でも、ちょっぴりお世話になっていたり。
いつでもどこでも、安定しつつも周りに配慮した数々のいぶし銀の活躍をしています。
そんな正従さんを例えるならこの1頭。
『ステージチャンプ』でしょうか。
ステージチャンプ・日経賞ステージチャンプ。どんなレース展開でも自分のペースを乱さず、安定した走りをしていました。
しかしながらレース以外では、のんびりとした優しい性格だったようで、その優しさは猫が背中に乗っても振り落さず、降りるまでじっと待っていたという逸話があるほど。
本来なら5〜6歳ほどで能力のピークを過ぎ、引退するのが通常であるところ、9歳まで現役を続けた息の長さも特徴です。
派手さはないものの、ファンに愛されたサラブレッドです。
さて続いて、劇団カタコンベさんから客演の『小山由美子さん』。小山さん。
佐藤さんと並んで、すっかり長い付き合いとなりました。
じんちゃんにも並ぶ可愛らしい声質ながら、カタコンベさんに出演するときは何やら重い存在感。
劇団活動・仕事の傍ら『つくるつながるプロジェクト』にも参加して、マルチな活動を続けています。
そんなどんな活動場所でも存在感を発揮する小山さんを例えるならこの1頭しかないでしょう。
『ホクトベガ』です。
ホクトベガ・エリザベス女王杯&エンプレス杯ホクトベガ。4歳時にエリザベス女王杯を勝つ名馬でもありましたが、スゴイのはその後。
6歳になってから、芝コースからダート(砂)コースに路線変更。
そしたらダートコース10連勝。うちGTレース6勝。それもほとんどが圧勝。
いつしか『砂の女王』の異名を取るようになりました。
獲得賞金約8億8000万は上述のウォッカに更新されるまで、牝馬の獲得賞金最高記録でした。
そして1年ぶりの出演!小出佳代子さん。小出さん。
じんちゃんにバトンタッチするまで、七浦千里を演じていたのは周知の通り。
小出さん。前・七浦を演じている時から思っていましたが、とにかくセリフ覚えるのがすげー早い!
え、こないだ台本もらったばかりだよね?ってレベル。それでいながらキュートな役から暴力的な役まで演じる幅も広い。
多劇団さんからの客演オファーも多いです。まさにオールマイティー。
そんな小出さんを例えるなら、もはやこの馬以外にありません。
『ジェンティルドンナ』です。
ジェンティルドンナ・有馬記念あのダイワスカーレットやウォッカでも成し遂げられなかった牝馬クラシック3冠を含む、GTレース7勝。
生涯獲得賞金約17億2000万はウォッカを上回り、歴代2位(勿論牝馬では1位)
ラストランとなった有馬記念でもオトコ馬を相手に勝利し、有終の美を飾っています。
歴代最強牝馬を語るなら、
ジェンティルドンナ・ダイワスカーレット・ウォッカ
の3頭は間違いなく候補に挙がるでしょう。
さて、トリを飾るのはこの人!七浦千里の兄・七浦均を演じる『渡辺建さん』。タケル君。
元・ハンニャーズ団員。多くのファンを持つ。今でもとても良い役者さんです。俺もファンのひとり。
今でこそ俺の方がハンニャーズに在籍していますが、昔は俺の方が客席から役者のタケル君を見てたからね!
タケル君、紳士的でありながらもスゲー努力家。彼自身だけでなく、彼の演じるキャラクターも愛される。
今回の【ウルトラリップスI(ai)】ではそんなタケル君の演じる七浦均の死の謎が解かれます。
愛されつつも惜しまれる別れといったらこの馬しか思い浮かびませんでした!
『サイレンススズカ』です!
※これだけは動画3本立てです。まず1本目。
サイレンススズカ・金鯱賞アッサリ勝ってるように見えますが、普通序盤あれだけ飛ばしたら、最後はバテるもんなんですよ。
が、最後はムチも入れずほぼ馬なり。それでもむしろ後続との差が開いています。
あまりの大差に、4コーナーを回った時点で既に拍手と喝采が贈られ直線では大勢の観客から笑いがこぼれています。
他の馬たちからは逃げてるように見えても、サイレンススズカにとってはただ普通に走ってるだけ。
圧倒的かつ絶対的なスピードの差。
サイレンススズカの快進撃はまだ続きます。
サイレンススズカ・毎日王冠前回よりも接戦のように見えますが、負かした相手が一線級の馬たち。
後のGTレース4勝馬。グラスワンダー。当時4戦4勝無敗。
後のフランスGTレース勝利馬。エルコンドルパサー。当時5戦5勝無敗。
この2頭相手でも戦い方は変わらず逃げ戦法。そしてアッサリと勝利しています。
(ちなみにエルコンドルパサーは日本国内での唯一の1敗はこのレース)
どこまで行くのか、この強さ。当時リアルタイムで見ていた俺もそう思いました。
しかし、終わりの時は突然やってきます。
強豪2頭相手に圧勝したレースから3週間後。天皇賞(秋)。そこで悲劇は起きました。
サイレンススズカ・天皇賞(秋)いつものような、いやいつも以上の圧倒的な逃げから、まさかの故障発生。
もう、今でも動画見てるだけで涙が出てきます。
サイレンススズカは予後不良と診断。その場で安楽死処分となり、この世を去りました。
もっとあの圧倒的な走りを見たかった。あの走りを継ぐ子供を残して欲しかった。なんで!?なんで!
今でも涙とともに、忘れることのできない名馬です。
うおお、またも気まぐれでちょっと書いてみただけでもすげー量になってしまいました。
つまりあれですよ。
今回の客演陣もなんかスゲー!
舞台上でどんなデッドヒートが?
ていうか涙なしでは観れないかも!
一時たりとも目が離せない!ってコトですよ。
さてさて、そんなキャスト陣が出演する『ウルトラリップスI(ai)』のチケット予約はまだまだ受付中です!
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