2013年06月24日

みっくすじゅ〜す倶楽部『Crimers Hi↑』を観てきました!


6月23日・日曜日の日記。


久々の夜の稽古まで時間が出来たオフ。
なので久々の観劇へ。

様々な所でハンニャーズ公演のチラシも挟んでもらってるので、お礼も兼ねて観劇に行きたいと思ってはいるのですが、稽古期間中はなかなか足を運べず、申し訳ありません。
同じく日程が重なっていた、ハムプロさんとどちらにしようか迷ったのですが、この日はみっくすじゅ〜す倶楽部さんの『Crimers Hi↑』を観劇に。
俺的注目の役者さん、チヒロBLUESも出演しているお芝居。チヒロ君から直接メッセージ貰ったので行くしかないでしょ!といざent.へ。

んで。観終わった感想を。
えーと、まず今回の感想は結構キビしいコトを書いちゃいます。
これは決して悪意があるとか貶めたいとかっていう気持ちがあるワケじゃなく、社交辞令とかしがらみとか関係なく素直に思ったことです。
なので気を悪くしないでもらえると嬉しいです。気を悪くされましたらお申し付けください。お詫びいたします。

では感想を。

うーーーーん、キツかった!

正直。かなり。
多分アンケートでも書いていた人も居るんじゃないかなーと思いますが、これでチケット代前売1,500円はキツイ。
明らかにコストに対して内容が伴っていません。ほぼ全てが。
俺自身、あまりチケット代の値段については拘りを持たない方ですが、それでもそう思っちゃいました。
まして先に公演した劇剣詩舞さん・ハムプロさんも同じ1,500円。両団体のクオリティと比較すると、さすがに消化不良な感は否めません。


とりあえず、個々の役者に対して。

手、抜いたでしょ?

「そんなことありません」とは言わないでもらいたいです。
俺も下手クソながら同じ役者やってるので、それくらいはわかる。
少なくとも、「今までに一番頑張った!」とは言えないはず。

藤井君。滑舌悪すぎ。単語が耳に入ってきません。
山本さん。動きの端々に明らかな躊躇が見えます。とくに誰かに触るところ。
井上さん。演技を型にはめ過ぎ。常時段取りを追っているように見えました。
花野さん。舞台上のキャラが何考えてるのか全く分かりません。「無感情」という感情すら伝わらない。
石井さん。舞台上で見せた演技はスタートラインに立っただけのレベルです。そこから。
チヒロBLUES。『お勝手の姫』の演技の方が何倍も良かった。
高橋君。言いたいコト色々あるけど、舞台に立つのなら他の人の100倍考えてから稽古してください。まずはそれから。

ほぼ全員。演技の方向が自分にしか向いていません。
相手のセリフを全く受け止めず、自分の演技のキッカケだけにしか見えません。
「各々の面白パフォーマンスを持ち寄った」に留まっています。各々が持ち寄った素材だけ。
藤井君やチヒロBLUESが面白いことやってるようにしか見えません。物語上のキャラとしての面白さを見せて欲しい。騙して欲しい。
そのパフォーマンスにしても、自分が「こう見せたい!」と思ったイメージと「観客が観るイメージ」とはかなりギャップがあります。
自分の演技、ビデオ撮りか何かして自分自身で確認しましたか?確認してみようと思いませんでしたか?そう思わなかったのは何故?

自分の演技に自信があって、確認する必要性を感じなかったのなら自惚れを反省したほうがイイです。
自分の演技が恥ずかしくて(自信が無さ過ぎて)見ることができなかったのなら、もっと反省してください。
恥ずかしい演技を観せられた観客に対してはどう思いますか?それこそ役者として最も恥じるべき。

別に「プロ顔負けのような発声・滑舌・動き・演技力を発揮して上手くやれ」と言ってるわけじゃないです。下手だって良い。
ただ、「少なくても自分自身の考え・工夫・努力・ベストを尽くした、恥ずかしいと思わない演技」を見せて欲しい。
「自分はこう見せたい(演技したい)!見た人にはどう映る?」というのを何度も何度も、何度も確認しながら積み重ねるのが稽古。
その集大成を恥ずかしくないように(麻痺させるではない)見せるのが本番。それが出来て初めて及代点。
唯一、チヒロBLUESだけは「自分と観客」とのギャップが少なかったと思う。彼のみ自分自身が人からどう見えるかを自分なりに考えていました。
それでも「周りとのコンビネーション」と言う意味では前回の方が各段に良かった。


役者の物足りなさについては、理由があったようにも思われました。
それは「演出が優し過ぎる」ってコト。
演出の本間さん、ちょっとだけお会いしたことがありますが、その時のイメージ通り、おそらくすごく優しい方なんだろうなー、と思いました。
「優しい」ってのも皆を取りまとめてひとつの作品を作り上げていくにはとても大事な要素だとは思いますが、それと相反するように「厳しさ」も必要と思います。
今回のお話『Crimers Hi↑』は、本間さん自身が脚本・演出を手掛けたことから、作品に対する思い入れは人一倍強かったはず。
もっと役者に対して自分のイメージをワガママで傍若無人に言って良いと思うんですよ。演出なんだから。

上に書いた通り「素材」を持ち寄っただけの役者を、どのように調理して配置していくのかを考えるのが演出。
ほとんどの役者は舞台に立っている時は、自分視点でしか物事が見えなくなりがち。だから演技のベクトルが自分自身に向きがち。
それを「キミ何したいのか分からないんだけど、どう考えてるの?」とか「貴方がどうしたいのかは分かったけど、客席にはその通りには伝わってないよ。だから○○して」って言ってあげて軌道修正するのが演出。
個々の役者はそんな演出の言葉を聞いて、自分なりに「こう言われたけど、それするためにはどうしたら(どう考えたら)良いんだろう?」と、あーでもない・こーでもないと考えて次回の稽古に持ち寄る。
で、また演出からダメ出しされてまた必死こいて考える。(上にも書いたけど)この積み重ねが稽古だと思うのです。
正直、この積み重ねをする一歩手前を見せられた感が強かったです。「スタートラインに立っただけ」と書いたのはそういった意味。

役者としては演出から何も言われないと「コレでイイのかな?」って安心しちゃう時もあると思います。それは妥協につながりがち。
妥協しまくった作品は、ワンポイントな所(例えばジョジョ立ちしてる所とか)が面白かった。に留まってしまうと思います。
演出って、稽古期間中は嫌われてナンボ。「チキショー無理難題ばっか言いやがってえええ!」って思われて上等。
んで、公演終わった後に「演出ありがとおおおお!!」って言ってもらえれば良いんです。
メンバー全体で、そこらへんの意識が薄かった感じがしたので、「手、抜いたでしょ?」と思ってしまいました。

12月に次回公演を予定しているようですが、次回公演を今回のレベルで上演したら、明らかにヤバイと思います。
劇団崩壊するか、客席が知ってる面子だけになるかの瀬戸際。
次回公演は背水の陣で臨むべきだと思います。今回の倍以上稽古して、5倍以上考えた方が良いです。
(と言うか、地方のアマチュア劇団が公演するには毎回背水の陣で臨むくらいで丁度良いと思う)
次回公演、どこまで伸びるかを期待しています。


以上、厳しい書き方になっちゃったけど、ホントに正直な感想です。
こういった本音書いちゃうと、劇団間の関係がギクシャクするんじゃないかとか、
俺個人・ひいては劇団全体が叩かれちゃうんじゃないかと考えなくもありませんが、そんなコト関係なく書いておきたかった。
少なからず「演劇が好き」で集まって公演するんだから、お互い少しでも良い公演を見せるべく頑張って欲しいから。

ココまで言い切っちゃったら、俺自身も公演後に何言われても受けとめる覚悟が必要ですね。
勿論、その覚悟を持って日々稽古しているつもりです。
まだまだ完成には遠いですが、本番直前まで少しでも良い作品となるよう日々考え、稽古しています。
観終わってから、ヤマダ個人にどのような批判を受けても構いません。ご来場、お待ちしています!

そんなヤマダの出演する【ウルトラリップスU】公演初日まで残り1ヵ月を切りました!
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posted by やまだ@頑張るっす at 13:08| 新潟 ☀| Comment(6) | TrackBack(0) | 観劇記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんにちは!嗚呼、びしっばしっ!のご感想ありがとうございます!私個人へのアドバイス、痛み入ります。お金をいただいて舞台に立つ以上、半端な姿勢ではいけないのだ!と自分を叱咤叱咤している(つもり)でしたが、さらに叱咤していかなければならないという責任を感じるとともに、やるしかない、やるなら徹底的にやるしかない!と決意を新たにすることができました。
Posted by Jun(山本) at 2013年06月24日 17:49
Junさんへ。
コメントありがとうございますー!
厳しいコト書き過ぎたので嫌われちゃったかなー、と思ってたのにコメントまでもらって嬉しいです。
Junさんに対しても思ったコトを書かせていただいたのですが、ツイートでもつぶやいた通り『もっと出来るハズ』って思ったからです。
少なくとも『黄色い砂時計』の演技の方が明らかに良かったから。躊躇もなく堂々としていました。
(おそらく自分でも手応えの違いがあるんじゃないかなー、と思います)
好きな役者さんが年月を経る度に良くなっていくのは嬉しいです。お互い頑張っていきましょうー!
Posted by やまだ at 2013年06月25日 09:53
考え方はもうプロですね。
好きです。そういう捉え方!
金を貰っている上で演者は素人でも
観ている側からしてみれば、役者
納得いく仕上がり、演技をしなくてはならない。

脚本、演出が根本にあるのだろうけど
先ずは演じきること

地方や小劇団など
それで舞台のイメージを悪くすることもあるのだから
Posted by 青二歳 at 2013年06月25日 10:41
青二歳さん。
どなたかは分かりませんが、こんなブログにコメントありがとうございます。
「プロ」と比べることすらおこがましい自身ではありますが「お金」と「時間」をいただいている以上、納得のいかない、妥協した演技を舞台上で披露することは全てがマイナス方向に働くんじゃないかな、と思っています。
「少しでも良くする」ことを諦め、妥協を重ねて現状維持だけに躍起になった先には、緩やかな衰退が待っているような気がします。
それは役者個人だけではなく、団体としても。
「次回頑張れば良いや」とか「今回これだけウケれば良いや」ではいつか必ず観客から見放される。
「上手い役者」の前に「観客に見放されない・期待される役者」でいなければ!と思う最近です。
Posted by やまだ at 2013年06月25日 11:55
こんにちは。ありがとうございます。
私に対する批評もありがとうございます。何が足りなかったのか、猛省中。これからもっと頑張ります!
Posted by 石井 at 2013年06月25日 12:59
石井さんへ。
うおお、石井さんまでコメントを!ありがとうございます!
偉そうなコト書いちゃってすいません。僭越ながら正直に思ったことを書かせていただきました。
『スタートライン』っていうのは、セリフ・動き・段取りを淀みなくこなせるようになった段階で、それぞれの『役者らしさ』を出す全段階だと思うんです。
なので、石井さんがどんな役者さんなのか、もうちょっと知りたかったのです。
市長という立場にありながら、2人の子供達と対立している気持ちの動きはどうだったのか。電話をかけるシーンでは、相手先は誰で何を言ってきたのか。
どちらもセリフとしては台本上には存在しませんが、セリフにより深みを持たせるためには考え・聞いて・感じるべきポイント。
ここをどう考えるか?…が、役者の醍醐味だと思うのです。
次回公演も期待しています。ありがとうございました!
Posted by やまだ at 2013年06月25日 17:44
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