2014年07月11日

なんと、この私が好きと申すか!?そ、それはいかん!もう1度考えてみなさい!


ツイッター上にてゲーム話題で盛り上がったので、本番直前にも関わらずゲーム日記。
イイ歳になってもゲーム大好き、ヤマダです。

毎回のことではありますが、稽古期間中はゲームにハマるのを自重しているため、当然の如くクリアーしないまま放置されていくゲーム、いわゆる【積みゲー】が増えていっています。
最近はなかなかガッツリとゲームも出来ないうえに、やりたいゲームは増えていくもんだから尚更。

なので、稽古終わったら途中までやってたゲームを再開するぞ!!
…となりそうな所ですが、実際は違ったりするのです。

昔やった(クリアーしている)ゲームをまた再びプレイしちゃったりするんですよね、これが。
『あーわかるわかる!』と言ってくれる人、結構居るんじゃないでしょうか?

そんな俺が何度もプレイしちゃうゲームのひとつがコレ。

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【ドラゴンクエスト5】

名作RPGのひとつですよね。
スーパーファミコンで初めてのドラクエ、モンスターを仲間に出来る、結婚して子供が出来る、と今思い出しても斬新なアイデアが詰まってます。
プレステ2・DSでリメイクもされていますが、このゲーム、大好きで何度もクリアーしちゃってます。
あまりにやり過ぎて全モンスターを仲間にしてレベルカンストしたくらい。

モンスターを仲間に出来るシステムと共に、ハマる要素なのが結婚。
プレイしたことある人はもうこの時点で『来たか…!』と思うこと必至ですが、結婚相手を選ぶことができます。
選ぶことのできるのはビアンカとフローラの2人。
(DSリメイク版ではデボラを加えて3択になりましたが)

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ビアンカとフローラ。

ビアンカは少年時代、主人公と一緒に冒険をしたが、とある事情で離ればなれになっていた幼馴染。
フローラは青年時代に出会う、主人公の探していた伝説の武具を持つ大富豪の娘。

伝説の武具(天空の盾)を探す主人公はとある町の大富豪がそれを持っていることを知り、この町にたどり着きます。
そこで出会ったのがフローラ。フローラの父である大富豪は娘の結婚相手を探しており、その相手に天空の盾を授けると言っています。
フローラと結婚するには「水のリング」と「炎のリング」を探して来ること。

天空の盾を求める主人公も、なし崩し的に結婚相手候補の1人となってしまい、2つのリングを探しに行くことに。
その道中で再会するのがビアンカ。ビアンカは主人公が結婚するためにリングを探していることを知った上で協力してくれます。
ビアンカの協力もあり、無事に2つのリングを手に入れた主人公は、晴れてフローラと結婚する資格を得ますが、ビアンカの存在に気付いたフローラは、主人公に本当に結婚したい相手を決めて欲しいと言います。

果たして主人公はビアンカとフローラ、どちらにプロポーズするのか?
天空の盾を手に入れるにはフローラと結婚する他ないが、ビアンカとの運命的な出会いをないがしろにするのか?

という演出。何とも悩ましい。
あまりの悩ましさに、ネット上では現在においても【ビアンカ・フローラ論争】が巻き起こっているほどです。

【ビアンカ・フローラ論争】の一部。
http://read2ch.net/news/1318040762/

ちなみに俺・ヤマダは圧倒的にビアンカ派です。
フローラを選ぶことが出来ない。と言うかビアンカを選ばないことが出来ない。
もう5回以上プレイしているので「今回はフローラを選んでみようかな」と思いますが、いざプロポーズの場面になると「フローラ…いやダメだぁあああ俺にはビアンカを見捨てられないぃいい」となってビアンカにプロポーズ。

結果的にはビアンカ・フローラのどちらと結婚しても天空の盾は手に入り、ストーリー的には大きな違いはないのですが(どちらかと言えばフローラの方がやや得をする)思い入れ的には大きな違い。

清楚であって、数々のサポートが受けられるフローラも捨てがたいですが、ビアンカの健気さと明るさには太刀打ちできません。
素晴らしい嫁・ビアンカと結婚してニッコニコでその後の冒険をプレイするヤマダ。自分で書いててもキモいですが、コレが俺のジャスティス。
あとなんかフローラって腹黒そうだし。あ、今全国のフローラ派を敵に回した気がしますが気にしません。


余談ですが、ドラクエ5上では清楚美人キャラなフローラですが、別のゲームでは正反対の高飛車ワガママ娘キャラになってたりします。
【ドラゴンクエスト&ファイナルファンタジーinいただきストリートSpecial】でのフローラ。


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どうです、この暴言の数々!
これこそがこの女の正体なのです!
ああ恐ろしい恐ろしい。こんな腹黒女を選んだ方々、ご愁傷様です。
僕はビアンカたんと一緒だから大丈夫だもん!

おっと、そろそろリアルで白い眼を向けられそうなんで自重します。


運命の出会いを信じる男・ヤマダが劇場でお待ちしております!
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(さらに余談。)


タイトルの言葉はドラクエ5でのプロポーズ場面にて、ビアンカ・フローラの2人ではなく、大富豪の親父・ルドマンに話しかけると言うセリフです。

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(勘違いすんなヴォケ)

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(ルドマンたん)

俺はホモではありません。

posted by やまだ@頑張るっす at 17:17| 新潟 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ゲーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年07月12日

ひほうをよこせ!おれはかみになるんだ!



芝居関係の日記を書いた翌日は、ゲーム関係の日記を書くのがすっかりパターン入ってしまいました。
かつては対戦ゲームでパターン攻め食らってハメ殺されるのも日常茶飯事、ヤマダです。


さて、「○○が出来たら、頑張った自分へのご褒美!」
ってのはワリと良くある話だと思います。
今回の稽古はなかなかに大変だったりするので、自らを奮い立たせるためにも、ご褒美を用意しました!

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ニンテンドー3DSLL。
ずっと前から欲しかったんですよ。モンハン4出るし。
とりあえず一緒に買ったのはリメイク版が発売された『ドラゴンクエスト7』。
PS版が発売されたのがもう10年前ですか。時の流れは速いものです。

今までのゲーム日記から、アーケード(ゲーセン)でばかりゲームしてそうなイメージのある俺ですが、
家庭用ゲームも結構やり込みました。というか元々家庭用ゲームの方がメイン。

ファミコンに始まり、ディスクシステム・スーパーファミコン・PCエンジン・ニンテンドウ64・セガサターン・プレイステーション・ゲームキューブ・ドリームキャスト・プレステ2。
携帯用ゲーム機はゲームボーイ・ワンダースワン・GBアドバンス・ニンテンドーDS・PSP。
箇条書きするとスゲー量ですね。どれもかなり使い込みました。まだ持ってて現役で動くハードがほとんどだし。

その中でもファミコン・スーファミ・ゲームボーイはかなり遊び倒しましたねー。
あまりに遊び過ぎて親から「ゲームばっかりしてないで勉強しなさい!」とお決まりの言葉を何度言われたことか。
ファミコン・スーファミはテレビ使わないと出来ないんで、コッソリゲームすることが困難でした。
そこでゲームボーイ。今でこそケータイ(スマホ)で手軽にゲームできる時代になりましたが、当時としてはかなり画期的。
夜、布団の中でもこっそり出来たし、親に見つかりそうになってもパッと隠せるし。

ただ、当時(発売直後)のゲームボーイは乾電池でしか動かなかったんですよ。単三電池4本でおよそ15
時間稼働。
当時中学生だった俺はサルのように遊びまくったから、乾電池何本使ったことか。
そんな俺が乾電池を湯水のように消費してプレイしたゲームがコレ。

魔界塔士SaGa。
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当時RPG2大巨頭と言われていたドラクエ・FFシリーズ。
ドラクエを製作していたエニックス。FFを製作していたスクウェア。
(今はスクウェア・エニックスとして両者は合併しましたが、当時はライバル会社でした)
そのスクウェアが先駆けとしてゲームボーイに送り出したRPG第1弾のゲームです。

レベルアップの概念が無い・武器は使い捨て・敵の肉を食べて変化する、といった斬新なゲームシステムもさることながら、ストーリーもなかなかに秀逸。
詳しいストーリー説明をするとただでさえ長い日記がさらに長くなっちゃうので割愛しますが、天空高くそびえる塔の最上階に楽園があり、主人公達はそこを目指していきます。
塔の途中にはそれぞれの世界(陸の世界・海の世界・雲の世界等)が広がっていて、そこを支配する四天王(玄武・青龍・白虎・朱雀)を倒していくと、その先には…というストーリー。

四天王も曲者揃い。
中でも最後に登場する「朱雀(すざく)」はかなり強烈なインパクト。
ボスなのに普通に道を歩いているとザコ敵の如く襲いかかってきます。ボスなのに。
ボスってダンジョンの一番奥とかで待ち構えてて「よくぞきた!」とか言うもんじゃないの?アグレッシブすぎんだろ!肉食系女子か!

この朱雀、攻撃もほとんど効かず、普通に戦ったらまず勝てないので「逃げ回って対抗するアイテムを見つける」という流れになっています。
けどコイツ、ある武器だけは効くんですよ。
それは「チェーンソー」。名前の通り、当たると敵がバラバラになって即死する、っていう武器です。

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(朱雀たんにチェーンソー使ったところ。)

バラバラになりました。即死。ボスなのに。マヌケにもホドがあるぞ!
…と思うところですが、実は『朱雀=不死鳥』という設定のため、倒しても倒しても復活するのです。
だから逃げ続けて復活しないようなアイテムを見つけて、倒しに行くってワケ。
そりゃそうっすよね。ボスにチェーンソー当たって即死したら、あっけなさ過ぎるもの。

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そして朱雀を倒し、さらにゲームを進めて最上階に登ると、そこには1人のシルクハットの男が。
その男は旅先にフラリと現れ、主人公達にアドバイスを与えていた謎の男。
なんとその男の正体は「神」。
全てを司るその男は、退屈しのぎのために『塔の最上階に楽園がある』という情報を流し、四天王達を作り出し、数々の困難を乗り越えていく主人公達を見て楽しんでいたのです!
全ては自らの退屈しのぎのための『ゲーム』。なんというクライマックス!

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最後は当然の如く、主人公達は神に戦いを挑みます。
流石は神。当然のように強烈な攻撃の数々を持ち、凄まじい強さ。
普通に戦ったら苦戦すること間違いなしです。

…ん?普通に戦ったら?

どっかで聞いた言葉です。
…朱雀?…チェーンソー?

「…いや、まさかね。ラスボスだし効くわけねーだろJK。ハハッワロス」

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効いた―!!!


しかも復活することなく即死したー!!
クリアーしちゃいました。めでたく(?)エンディング。

おい…神なんだろ…?嘘だと言ってよ!バーニィ!
本来チェーンソーは使用者の攻撃力が高く、相手の防御が低ければ成功率が上がる仕様になるはずでしたが、バグによって使用者の攻撃力と相手の防御が高い程成功率が上がるようになってしまっているためのまさかの幕切れ。
と言うかまず神にチェーンソー使おうと試したヤツがスゴイ。

以後、「かみ」はスクウェアの別ゲームでも散々ネタにされるコトになります。

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リメイク版でもあっさり即死する神。
絶対ワザと修正されなかったと思われる。


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ゲーム『半熟英雄』よりエッグモンスター「かみ」。
神にチェーンソー → 紙にチェーンソー。


神と言えど、少しの油断で足元をすくわれるコトもあるって話。
俺も油断せずに本番に臨まないといけませんね。
今日はこれより最後の稽古(ゲネプロ)。足元をすくわれないよう万全を期して臨みまーす!
本番ではチェーンソーは出てきませんが強烈なインパクトをお見せします!
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おことわり。

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2013年07月09日

電脳世界、今は昔。


さて。劇場入りしたのにもかかわらず、このタイミングで需要があるのか全く不明なゲーマー話の続編。
今回は「ストU」にハマったヤマダのおよそ5年後の話。
本格的なヘビーゲーマーとして進化を遂げるきっかけとなったゲーム。

「電脳戦機バーチャロン・オラトリオ・タングラム」通称オラタン。

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あぁ…このゲームはねぇ…語りだしたらマジでキリがないレベル。
大学3年生から足かけ4年くらい、ハマりにハマりました。
100円玉を何回筺体に入れたか、もはや思い出すコトもできません。
(多分、誇張表現抜きで100万円以上は悠に使っているはず)

キッカケは地元のゲーセンに新作として入荷されたのが始まり。
同じ大学に通うゲーセン仲間(以下F山君)が「このゲーム面白いよ。やってみる?」と言われて対戦。
ストUでアッパー昇竜をマスターし、対戦ゲーム全般にそこそこ自信があった俺。

が、そのF山君。すんげー強い。何度やっても勝てない。
最終的にはメインじゃないキャラにも、片手でボコボコにされる始末。
(後日、F山君は新潟県代表としてセガ主催の全国大会に出場しました)

これはもうホント、味わったことのない屈辱。
ゲーム好きを自負する者として、負けっぱなしでは終われない!
当然のごとく、その日から猛特訓が始まりました。

大学にも行かず(おい)毎日朝からゲーセンに通い、基礎練習から応用練習。
夕方過ぎになってくると対戦台が賑わってくるので、閉店まで対戦。
両腕が腱鞘炎になっても続けました。痛くてもやり続けて治しました。

結果、地元でもトップ3になるレベルまで上達。(当然トップはF山君)
F山君には依然としてボコられますが、両手を使わせるまでに成長。
F山君以外の対戦相手には、ほとんど負けないようになりました。

地元・柏崎では敵が居なくなった我ら。次なる目標は市外です。
ちょうどその頃、インターネットが普及し始めてきて、ネットで情報収集してみると、何やら新潟大学近辺に猛者どもが集まっているとのこと。
新潟のプレイヤー、出てこいや!と言わんばかりに遠征です。

遠征先は新潟大学近くのゲーセン『ブルーリッジ』(通称ブルリ)。
2階がバッティングセンター・1階がビリヤード・ゲーセンになっている所です。
新大生の方々は懐かしいんじゃないでしょうか。今はもう閉店しちゃいましたけど、当時のオラタンプレイヤー達の聖地とも言える場所でした。

ブルリに到着するも、昼間だったのであまり人が居ません。
対戦台にはヒョロっとして不敵な微笑を浮かべるメガネ君が一人。
「腕試しにいっちょやったるか」と対戦開始。


俺、ボッコボコにされました。
柏崎ではほぼ敵無しだったのに、手も足も出ず。
メガネ君はニヤニヤとした微笑を浮かべながら去って行きました。
何者だコイツ!?コレがニュータイプか?

メガネ君が去り、打ちひしがれていた所にもう1人の来店者が。
リア充大学生らしいイケメン君。とてもゲームしそうに見えないんですが、1人プレイを始めました。

『そうだ、さっきのメガネ君こそ新潟最強プレイヤーだったんだ。』
『さっきは運が悪かった、このイケメン君なら勝てる相手のハズ!』
『あとなんかリア充っぽくて何か腹立つし。対戦で泣かす!我が怒り、思い知るがよい!』

下衆の極み的な八つ当たりでイケメン君と対戦開始。
ゴメンねイケメン君。恨むならメガネ君を恨むのだよ…!


俺、メッタメタにされました。さっき以上に。
メガネ君よりさらに強かったイケメン君。
もはや異次元の動きで、手足どころか頭すら出なかった。
メガネ君とイケメン君、後に知り合いとなるのですが、新大生プレイヤーのツートップともいえる二人でした。

地元では競い合うライバルも少なかったけど、市外に出ると色々な人達が居るものだ。と痛感。
新潟遠征するようになって、様々なライバル達と出会い、交流も広がってますますオラタンにハマっていった俺。
上記の通り、ネットが爆発的に普及してきた時期で、ネットで知り合い・遠征して対戦・交流を深める。ってのがすごく楽しい時期でしたね。

余談ですが、当時の俺はあまりにこのゲームにハマり過ぎてて、大学卒業しても定職に就かず、このゲームが設置してある長岡市のセガ直営ゲーセンのバイトをしていました。
好きなゲームを見ながらバイト。バイトしながら脳内で戦い方をシミュレーション。バイト終わったら当然対戦。閉店したらブルリまで移動して朝まで対戦。月1回以上は東京(新宿)に遠征して腕試し。
もう完全に狂ってますね。多分この時が一番ゲーマーとしてのピークでした。全国から猛者が300人以上集まる、新宿の大会で公式全国大会3位のプレイヤーに勝利したあたりが一番輝いてた。
バイト先でも「一生懸命だから(ゲーム好きだからテンション上がってただけ)契約社員になる?」と言われてスゲー迷いました。
結局、考えを保留しているウチに定職が見つかってバイトは辞めてしまったのですが、あのまま契約社員になってたら…との考えは今も尽きません。
おそらく他県のゲーセンにて雇われ店長あたりをしているのではないでしょうか。

でも、このゲームを通じての知り合いも沢山できました!
沢山お金と時間を費やしたけれど、かけがえのない大切な思い出。
さすがにもう対戦ゲームは出来ませんが、麻雀等で今でも交流がある人達も居ます。
毎回ハンニャーズの公演を観に来てくれる人も。ホントにありがとうございます!


今ではゲーセン行ってかずとも、ネットで対戦出来る時代。
100円玉握りしめてゲーセン行って、ライバル達の顔を覚えて追いつけ追い越せと日々対戦を繰り広げた日々がやや懐かしい。
当時は今でもこうやって演劇続けてるなんて考えもしなかったなぁ。
15年前は新大近くのゲーセンに居たヤツが、今では同じく新大近くの劇場で役者をやってる。
人生とは不思議なモノですね。

15年前は電脳世界にドップリ浸かっていた元ゲーマー。
今は180度違った演劇にドップリ浸かっているヤマダの出演する【ウルトラリップスU】のチケット予約はこちらから!

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おまけ。
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2013年06月26日

悪魔のスーパープレイ。


先日の日記にて、プロゲーマー・梅原大吾の「スーパープレイ」のお話をさせていただきました。
今日は「もうひとつのスーパープレイ」のお話。

「もうひとつのスーパープレイ」とは。
ウメハラのプレイを「神のスーパープレイ」とするならば、これは「悪魔のスーパープレイ」とでも言いましょうか。
まずは百分より一見。この動画を見てください。

(超絶プレイ・グラディウス)


どうでしたか?素人目にも凄まじいプレイだということが理解できると思います。
プレイしているのは『TAS』というネーム。ネット上では『TASさん』と呼ばれています。
「TASさんスゴ過ぎ!もはや人間の出来る動きを超えている!」と思った人。

正解です。

そうです。この『TAS』さん。人間じゃありません。プログラム。
『TAS』と呼ばれる、エミュレータツールを利用した『造られたスーパープレイ』

『TAS』とは、”Tool-Assisted Speedrun(ツール・アシステッド・スピードラン)" の略で、
エミュレータのコマ送り機能を駆使して正確な動きを実現したり、
クイックセーブ&ロード機能を使って難しいシーンを何度もやり直したりしたプレイのつぎ合わせを再生する。
それによって理屈上可能だけど通常の人間ではとてもできないような超絶プレイに見える動画の完成、って寸法です。
エミュレータのデータ解析さえ出来てしまえば、ほぼ全てのゲームで超絶プレイを『造る』ことが出来ます。


(TASロックマン2)


(TASスーパーマリオ)


見てみた方、どうでしたでしょうか。
「すげー」とは思うけど、あまりにも機械的で完璧すぎて面白みに欠けるように感じた人も居るんじゃないでしょうか?
おそらく、前回のウメハラ氏の『背水の逆転劇』に比べたら盛り上がりに欠けたはずです。

ただロジックを正確無比に再生するだけでは「息づかい」を感じない。
不安定さを含め、ドラマチックな所が見えてくる所に「生命」を感じることができる。

一概に比べられないのは百も承知ですが、演劇についても通ずる所があるんじゃないかなー、と思っています。
「完璧な段取り」よりも「生きている動き」の方がドラマチック。
何よりも「生きている人間」がやって、「生きている人間」に見せるんだから、機械に近づくより人間に近づいた方が親近感を感じますよね。

勿論、「演じる」という幅を広げるにあたっての手段のひとつとして、「正確に再現する」ってコトは重要なポイントのひとつになると思います。
基本的な所だと、セリフを間違えないとか、決まったポイント・タイミングで移動するとか、小道具を忘れないとか。
けど、それだけが絶対的な「良かった」とされるポイントじゃないよ、ってこと。

機会のような正確さには及ばず、不安定な所もあるけれど、
自分なりに物語上のキャラクターと向きあい、理解した上で、努力・創意・工夫を舞台上で表現して、観てもらう。
これって演劇における「大きな楽しさのひとつ」だと思うんです。

ゲーマー時代は「いかにロジックを解析して、正確な動きを身につけるか」ってコトを追い求めてた節もあった俺ですが、
演劇はじめてからは「正確だけじゃ評価されない」と思うようになりました。自分的に目から鱗レベルの新発見。
以前の日記に書いた「ゲームとは違って、なかなか上達しないから楽しい」ってのもココに根源があるんじゃないかなー、と思います。

現時点の稽古は、まだロジックを一通り提示して目を通したレベル。
これをどのように理解して、自分なりに組み立て、色をつけていくか。
ここからが役者の見せどころ。


悪魔の力には屈しない!俺は生きる!
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一応、おことわり。
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2013年06月25日

神のスーパープレイ。


※今日は演劇の話は少なめです。マニアックなゲーマー話。

前々回の日記における追記にて「ニュータイプゲーマー」の話をしましたが、その流れで。
ゲーマー演劇人(?)を自称している俺・ヤマダではありますが、ゲーム全般はそこそこ得意です。
一般的なRPGからアクション・シミュレーション・格闘ゲームまで。

そこそこの器用さと、ハマり症、データ収集癖。ゲームスキル上達の練習が苦にならないコトから、短期間でクリアーしたり、対戦では勝ち越したり。

ゲーマーとしてのピーク時期だったら、ゲーセンの対戦で35連勝くらいした記憶があります。
1戦3分弱だとすると、1時間半くらいずっと勝ちっぱなし。
流石に腰痛くなってきたり、プレイが雑になったりして来ましたが。

けど、世の中上には上が居るワケでして。
そんなゲーマーヤマダを上回るツワモノがゴロゴロと存在するのです。

地元・柏崎のゲーマー時代、市外のゲーセンに腕試しに行ったら、見事なまでにフルボッコにされたり。
(後に知り合いとなりましたが、全国レベルでもある県内トッププレイヤーでした)
高校生の後輩ゲーマーを可愛がって師匠気どりで教えてたら、異常なペースで上達して、あっという間に追い抜かれたり。
所詮、ヤマダのゲーマーレベルなど、田舎のゲーム上手な兄ちゃん程度でした。まさに井の中の蛙。

さらに、そんな彼らでも歯が立たないプレイヤーも存在するのです。
全国トップレベルのプレイヤー達。
その強さはまさに異次元。俺も何回か対戦した経験はありますが、ゾウがアリを踏みつぶすが如く蹴散らされました。
さらにさらに、そんなトップレベル達を統べる頂点プレイヤー。その強さ・神々しさはまさに『神』。いわゆるゴッド。
いやー、スゴイなんてモンじゃない。当時会ってたら握手してサイン貰ってたはず。それくらいの絶対的な憧れ。

「ゲームなんて上手くてもお金になるワケじゃないし、無意味じゃん」という声も聞こえてきそうですね。
ところが時代の流れと言いましょうか。

現在のトップレベルのゲーマーは、ゲームをプレイすることで報酬を得ています。
いわゆる『プロゲーマー』。

自身をバックアップしてくれる企業とスポンサー契約を結び、国内外の著名なゲーム大会に参加し、好成績を残す。
ゲーム大会の賞金(1大会につき優勝賞金100万程度)とスポンサー契約料を得て、日々の生活とより高いレベルへと技術向上を目指す。
もはやプロアスリートの世界です。スポンサー企業のロゴが入ったTシャツを着用して大会参加するのはF1レーサーのよう。
活動はゲーム大会だけに留まらず、雑誌でのコラム連載・ネットでの番組配信・TV番組への出演・書籍販売などなど多岐に渡ります。
ひと昔前の囲碁・将棋の棋士、プロ雀士的なポジションでしょうか。

海外(特にアメリカ・韓国)では先行してプロゲーマーが育っていたのですが、日本にもプロゲーマーが現れ始めました。
その中で、今現在『世界で最も有名なプロゲーマーの1人』と言っても過言ではない日本人が居ます。
というか日本人プロゲーマーの話をしたら、まず最初にこの人の名前が出てくることでしょう。
その人の名は【梅原大吾】。通称【ウメハラ】。海外では【Beast Daigo】とも呼ばれています。
多分、ヘビーゲーマー達が『ダイゴ』と聞くと、某総理の孫のタレントや某メンタリストの人よりも先に彼を思い出すはず。それくらいゲーマー界では有名です。

彼のゲームに対しての実力はもはや『神』
あまりの強さに、数々の伝説まで生まれています。


語り継がれるウメハラ伝説

・13歳にして、新宿のゲーセンにて286連勝を達成(閉店まで勝ち続けた)
・世界一決定戦、対戦相手の全米王者に向かって「負ける要素は無い」と言い放ち、宣言通り勝利
・野試合(普通のゲーセンでの対戦)にて全キャラで100連勝
・野試合で50連勝。その後店員に「これ強Kボタンが効きませんけど」と声をかける(実際に効かなかった)
・ゲスト出席したゲーム大会にて、優勝チームに「よく頑張りましたね」と声をかけ、エキシビジョンにて一人で全員倒す
・ゲームバランスの不具合をメーカーに分からせるためにあえて勝ちまくり、再度バランス調整をさせる
・団体戦先頭で全員抜きを頻発
・ウメハラにとってのパーフェクトは昇龍コマンドの入れ損ない
・団体戦大将でも一人でチーム無敗勝利は日常茶飯
・第3ラウンド体力1ドット、相手のゲージ満タンから全段ブロッキングで逆転
・小足見てから昇龍が余裕でヒット(本人曰く「無理に決まってんじゃねーか」とのこと。完全に読み切って当てている)
・一回の入力で波動拳が三発に見える
・波動拳で相手の飛び始めを潰すのが特技
・パーフェクトでも納得いかなければ体力満タン時間切れドローで帰ってきてた
・あまりにパーフェクトしすぎるから牽制技でも削り扱い
・その牽制技も昇龍
・一回のレバー入力ででレバーが三本に見える
・100円いれただけでKO
・対戦台に座っただけで相手が泣いて謝った、心臓発作を起こす人も。
・KOでも納得いかなければ捨てゲーして帰っていった
・あまりに勝ちすぎるから100勝で1勝分
・その1勝単位で100連勝
・相手を一睨みしただけで体力ゲージが減る
・ゲーセン行かないのに、KO
・金を入れずに勝ったことも
・自分のコンボを先行入力して、2P側に移動して、全てブロッキング。
・ダブルKOなんてザラ、ゲーセンによってはトリプルKOすることも
・金をいれるよりもKOするのが早かった
・後ろでみてるのにで超必殺技
・ギャラリーの韓国人のヤジに反論しながらヌキに勝利
・グッとガッツポーズしただけでKO
・レバー一回転でハリケーンが起きたことは有名
・湾岸戦争が始まったきっかけはウメハラのブロッキング
・ゲーセンの入り口からコイン投入
・アーネストホーストの1,2、ローキックも楽々ブロッキング
・ウメハラにKOされた瞬間に後ろを向いたら、「ナイスファイト!」とエールをかけられた

中には実話じゃない話も含まれていますが、『閉店まで勝ち続けて286連勝』とか『これ強Kが効きませんけど』とかは実話のようです。
そして彼が『神』と崇められるようになった伝説の一戦がコレ。


ウメハラ【背水の逆転劇】



対戦格闘ゲームを知らない人でも、会場の異様なまでの盛り上がりから、彼の凄まじさが伝わると思います。
要するに、敵地での世界大会にて、絶対絶命のピンチに神業としか思えないプレイを見せ、逆転勝利したってコトです。


以下、要約です。

互いに1ラウンドずつ勝ちを収めて迎えた、最終ラウンド。
アメリカ人有名プレイヤー・ジャスティンの「春麗」の前に、ウメハラの「ケン」は防戦一方だった。
始から30秒、ウメハラの体力ゲージはほぼ尽きていた。
弱攻撃一発はおろか、「必殺技をガードした時点で削りダメージで敗北」と言うまさに詰み一歩手前の状況。

こうなってしまえば格闘ゲームでは逆転の可能性はゼロに近い。
ましてや相手はアメリカでもっとも人気のプレーヤー、付け入るすきは皆無だ。
会場の誰もが勝負の行く末を見限ったとき、ジャスティンが「大技」で一気に勝負を決めにかかる。

「春麗」の最強の連続技、「鳳翼扇」が発動。
「レッツゴー!ジャスティン!!」アメリカの熱狂的なファンの怒声とともに、
春麗がケンとの距離を詰め、「削り」で試合を決しようとした。

その刹那、削りのダメージをすべて防ぐ、「ブロッキング」という技を入力し、春麗の大技「鳳翼扇」を受け流す。
「受ける」といっても、コマンドの入力時間は30分の1秒以下のシビアな入力を連続して成功させ続けなければならない至難の技だ。
17連続にも及ぶ連撃を受け流した後、一瞬のすきが生まれた春麗に
『ジャンプ強K→しゃがみ中K→中昇龍拳(1段目SC)→疾風迅雷脚』の最大コンボを叩きこんで、逆転勝利。

この最高難度のスーパープレイを
「世界レベルの大会の準決勝」「異国の地でウメハラにとってはアウェイ」という緊張の中で、
しかも「ほぼ負けが確定した」と思われる状況で「的確にブロッキングを決め、かつ最大反撃できっちり倒しきる」
さらに多数の外国人ギャラリーの注目が集まる中という大きなプレッシャーがかかる状況で、一度の失敗も許されないこの難局を打開した。
このスーパープレイは、世界レベルで凄まじいインパクトを与え、ウメハラの名前を一躍世界に知らしめたのである。

後日、梅原はこのときの状況を「まぁ、盛り上がってよかったね、という感じかな」と語っている。


まぁ、こんだけのスーパープレイを見せつけられたら人気になるのも当然っすよね。
その後、彼は日本人初のプロゲーマーとなり、2010年には『世界一長く賞金を稼いでいるプロゲーマー』とギネスブックにも認定されました。

その彼の足跡と超絶プレイに、多くのゲーマーが憧れ、世界中にファンが存在しています。
そんな華々しい実績を持つウメハラ氏ですが、決して順風満帆ではなかったようです。
事実、23歳の時に一時的にゲームからは距離を置き、雀荘の店員をしたり、老人福祉施設で介護職員をしていた時期もあったそうです。
そして29歳の時、何気なく対戦ゲームをプレイしてゲーマーとしての心に火が付きカムバック。
ウメハラ氏は現在32歳。32歳という年齢は、ゲーマーとしてはピークを過ぎている、とされています。
しかし彼は常に「今の自分が一番強い」と言い切ります。

なぜなら、日本でトップクラスのプロゲーマーになっても日々の鍛練を怠らないから。
朝9時に起きて散歩。それからジムのプールで泳ぐ。 その後家でレバー操作や基本技術の練習を2時間みっちりと練習するそうです。
トッププロになっても基礎を忘れない。トップでもプロでもないけど、ヤマダもあやかりたいものです。

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posted by やまだ@頑張るっす at 13:00| 新潟 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ゲーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする